今期の感じたこと

 

 みなさん、あけましておめでとうございます!ポッケリオです。

 

 

 2018年1月からの改定が決まってから早一か月がたとうとしていますね。前期の圧倒的先行有利のSPYRAL環境から一転し、様々なデッキが結果を残している「群雄割拠環境」がやってきました。新しいパック発売前ではありますが「良環境」と言ってもいいんではないでしょうか。

 

 

 さて、本題にはいりたいとおもいます。

 

 2017年の11月25日に発売された、「LINK VRAINS PACK」によって、「水晶機巧‐ハリファイバー」や「ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム」を筆頭とした強力なリンクモンスター達が環境に大きな影響を与えることになりました。まさに、大リンク時代の到来を感じています。

 

 

 環境デッキの多くは、リンク召喚を巧みに使い試合を有利に運ばせています。数々の環境デッキが存在していると、自分にはどのデッキがあっているのかわからずそのまま環境が終わってしまうという悲しいことにもなりかねません。

 

 

 ここ一か月の大会の結果からわかるように、どんなデッキでも勝つ可能性を秘めているのが「群雄割拠環境」の最大の特徴だとおもっています。

 

 

 なので今回は自分なりではありますが、環境のデッキについて簡単に説明していきたいと思います。間違っている点もあるとは思いますが、こんな考え方もあるんだなあ

程度に考えてもらえると幸いです。

 

 

 

 

 ・セフィラ

 前期から一定の使用率を誇っており、P召喚から簡単に妨害を構えることができます。課題だった「冷めない悪夢」等のメタにもリンク召喚により、ある程度の対応力を得ることができています。

 

 以前では、ライフをとるスピードが遅く相手に盤面を処理する時間を与えてしまいがちでしたが、最近の構築では「輝竜星‐ショウフク」などの強力なシンクロで盤面を触りながら「HSR‐チャンバライダー」などからのキルなどもそつなくこなせます。

 ハリファイバーからの「源竜星‐ボウテンコウ」での立て直しなど、安定した強さを持っています。一度回ると毎ターン妨害を構えることができ、ハリファイバーを一番強く使えるデッキでもあると思います。

 

 パワーでの押し負けや、Pテーマの課題である「タイフーン」に対してどう対応していくのかが課題になっていきそうです。

 でた当初からは想像もできないほど強くなったセフィラには、息子が育っていくようなものをかんじませんか?

 

 

 

 ・リンク植物

 新規の「アロマセラフィ‐ジャスミン」などのリンクモンスター達を大量特殊召喚しながらバーンによるワンターンキルを狙っていくデッキです。展開力のある植物族を要にして最終地点を目指していきます。昔のプレイヤーがメインとエクストラを見比べたらびっくりしそうなほどリンクにそまっています。

 

 この手のデッキは手札誘発の妨害がききやすいので、対策が比較的簡単でした。

 ですがこのデッキは初動のギミックの多さや、「外神アザトート」による手札誘発を無視した展開をしていくので妨害が難しく、先行の勝率がほかのデッキに比べ圧倒的に高くなっています。

 

 後手じゃ勝てないといわれがちですが、少ない枚数からキルにもっていけるので、一度でも先手側の動きが止まってしまえばまわりはじめてしまいます。メインに誘発を入れる事ができるのも、今までのキル系デッキとは違う点ですね。

 

 常に相手の妨害を予想しながらそのターンに勝利を狙うので、扱うのが難しいとは思いますが ものにすればあなたもテロリストの仲間入りですよ。 

 

 

 

 

 ・魔術師

 エレクトラムにより圧倒的な展開力を手に入れることができました。デッキのカードのほとんどがPカードでできていて、Pデッキの集大成といっても過言ではありません。

 

 様々な型が存在しますが、「アストログラフ・マジシャン」からの展開や「覇王眷竜ダークヴルム」による安定したスケールの供給などカードパワーの暴力のようなデッキですね。「超天新龍オッドアイズ・レボリューション・ドラゴン」という初動からの「覇王眷竜スターヴ・ヴェノム」でのワンターンキルなど豪快に動くことができます。

 Pデッキの特徴でもある手札からの大量特殊召喚からの展開など、後手でも雑にハンドを叩きつけていきます。

 

 リンクモンスターの登場により制圧力がおちてしまいましたが、「No41泥酔魔獣バグースカ」の出しやすさも強さの一つといえるとおもいます。

 

 盤面にカード広げて展開する性質上、「拮抗勝負」や3枚使えるようになった「ブラック・ホール」などによるメタの被害を大幅に受けやすくなってしまいます。メインのパワーは高いので、サイド後どうするかが課題となっていきます。

 

 余談ですが「EMドクロバットジョーカー」を召喚されたとき、「終わったな」といまだに思うのはじぶんだけじゃないはずです。

 

 

 

 

 ・彼岸

 長く愛されてきたテーマの一つで、「永遠の淑女ベアトリーチェ」を要に相手の嫌がることをしていくテーマです。メインの自由度が高く、環境にあった妨害を採用していくメタデッキのような気もします。

 

 「彼岸の悪鬼ラビキャント」がチューナーなのでハリファイバーをだすこともできます。新規の「彼岸の黒天使ケルビーニ」もかなり強力で盤面に居座り続けるので、そのいやらしさにも拍車がかかりました。

 

 手札誘発を多く採用する今の環境で、「増殖するG」以外の手札誘発が効きにくいのも強みの一つです。メインのモンスター達も盤面に次々と後続を連れてくるものが多く、粘り強さがあります。リンク召喚のおかげでできることが増え、新ルールのおかげで相手のスピードは落ちたので、ベアトリーチェの脅威は以前にまして強くなったと感じます。

 

 デッキパワーは他のデッキと比べあまり高くなく、一つのささいなミスでも大きくゲームに響いてくるといわれています。

 

 サイド後のサイク系統からの猛攻にいかに耐えるか課題ですね。「スキルドレイン」や「魔封じの芳香」などのデッキによっては、決まればゲームエンド級の強さのある永続罠との相性がいいのもこのデッキの強さですね。

 

 

 

 

 このようにざっと4つのデッキタイプを自分なりに解説していきましたが、どうだったでしょうか。

 「ABC」や「青眼」「恐竜」などの過去の猛者たちや、「トリックスター」などの新規によって強力になったテーマなど様々なデッキを大会で見ると思います。 

 

 たくさんあるデッキタイプの中から、自分にあうデッキを探し、楽しんでいきたいなと思います。

 

 

 

 ここまで読んでいただきありがとうございました!

 また次の機会にお会いしましょう。